【保存版】夢を追いかけるだけでは危険？
現実と両立する“収入の柱”という選択肢とは｜
DFP式キャリアの新常識
目次
１．はじめに｜「夢を追うこと」に潜む落とし穴とは
２．「やりたいこと志向」の光と影
３．夢は大切、でも“現実”はもっと大切
４．なぜ「収入の柱」が必要なのか？
５．最低限の労力で築く「仕組み収入」という選択
６．DFP（Dream Follow Project）という実践モデル
７．「やりたいこと志向」をキャリアに活かすには？
８．まとめ｜夢×現実、どちらも叶える新しい働き方へ
１．はじめに｜「夢を追うこと」に潜む落とし穴とは
「好きなことで生きていきたい」
「自分のやりたいことに、正直に生きていきたい」
そんなふうに、夢や理想を大切にしている人が増えています。
SNSでは、自由に旅をしながら働く人や、自分の好きなことを発信して生計を立てる人たちが脚光を浴び、憧れのライフスタイルのように映ります。
でも、その裏側で、現実に打ちのめされてしまう人も少なくありません。
本当に夢を追いかけているのに、
生活が苦しい。
将来が見えない。
焦りと不安ばかりが募っていく——
「このままでいいのか？」と、立ち止まる人も多いのではないでしょうか。
２．「やりたいこと志向」の光と影
「夢を追いかけること」は、キャリアにおいてどのような意味を持つのでしょうか？
これはつまり、
①自分のやりたいことをとても重視する価値観を持ち、
②それを仕事にしたいと考えている
——そんな「やりたいこと志向」と呼ばれる就業意識の表れです。
やりたいこと志向そのものは、決して悪いものではありません。
むしろ、内発的な動機として努力や成長の原動力になります。
しかし、それが過度に強くなったとき、以下のような負の連鎖に陥るリスクがあります。
やりたいこと志向の落とし穴：
- やりたいことを追いかける
↓ - やりたいこと以外はやらないという思考に
↓ - 働かないことの正当化
↓ - 嫌なことはしなくていいという自分本位な癖に
↓ - 雇用が不安定化し、技能習得の機会を失う
↓ - 最悪の場合、一般社会との接点が失われてしまう
関連して、ある意識調査では興味深い傾向が見られました。
フリーター自身の意識においても、「やりたいこと」があるかどうかで“良いフリーター”と“悪いフリーター”を分けていたのです。
- 良いフリーター：やりたいことがあり、それを叶えるために働いている
- 悪いフリーター：なんとなく日々を過ごし、目的も目標もない
この分類は一見納得できるかもしれませんが、注意すべきなのは「やりたいことがある」という一点で、自分の今の状態を正当化してしまう心理的な罠です。
「やりたいことをやる」はずが、いつのまにか「やりたいこと以外やらなくていい」にすり替わっていく。
この思考パターンが定着してしまうと、キャリア形成は大きな障害を抱えることになります。
３．夢は大切、でも“現実”はもっと大切
冷静に考えてみると、夢を叶えるには、まず「現実に生き抜く力」が必要です。
- 家賃を払う
- 食費を稼ぐ
- 税金を納める
こうした基本的な生活を支える“現実的な収入”がなければ、どんな夢も、途中で立ち止まらざるを得ません。
夢はお金で買うものではない。
けれど、夢を追いかけるための「時間」や「選択肢」は、ある程度の経済的余裕によって得られるのです。
４．なぜ「収入の柱」が必要なのか？
「自分が本当にやりたいこと」に集中するには、最低限の“土台”が必要です。
それが「収入の柱」です。
ひとつでも安定した収入の源があれば、
「収入の柱」は、夢の足かせではなく、夢を支える柱になってくれます。
５．最低限の労力で築く「仕組み収入」という選択
では、その柱をどう築けばいいのか？
ここで注目したいのが、「仕組みで回る収入」＝“仕組み収入”という考え方です。
これは、一度仕組みを整えておけば、以降は最小限の労力で収益が生まれ続ける仕組みです。
たとえば、
- Webコンテンツ（動画・ブログ・教材など）の自動収益化
- オンライン上での自動集客・販売モデル
- 他人の力を借りるレバレッジ構造
こうした仕組みを使えば、「自分の時間を切り売りしない働き方」が可能になります。
つまり、「やりたいこと志向」を活かしつつも、現実的な基盤を持つことができるのです。
６．DFP（Dream Follow Project）という実践モデル
私自身が実践しているのが、「DFP（Dream Follow Project）」というプロジェクトです。
これは、「夢を追いかける人が、夢を諦めずに生きるための土台を持つ」ことを目的にした取り組みです。
- 初心者でも学びながら進められる
- 一人で孤独にがんばる必要がない
- Webの力とチームの力で“仕組み”をつくれる
という特徴があり、今では多くの人が「自分の夢×現実の安定」という両立を目指しています。
もちろん、合う・合わないはあると思います。
でも、こうした選択肢があることを知っておくだけでも、視野はぐっと広がります。
７．「やりたいこと志向」をキャリアに活かすには？
繰り返しますが、「やりたいこと志向」そのものは悪くありません。
むしろ、自分の意志で人生を切り開こうとする姿勢は、これからの時代にこそ求められるマインドです。
大切なのは、その夢が「現実の足元」から浮いていないかを定期的に見つめ直すことです。
こうした視点を持つことで、夢は単なる憧れではなく、実現可能な未来に変わっていきます。
８．まとめ｜夢×現実、どちらも叶える新しい働き方へ
「夢か、現実か」ではなく、
「夢も、現実も」——そんな新しい働き方が、今なら可能です。
もしあなたが、夢に向かう情熱を持ちつつ、現実とのギャップに悩んでいるなら、
“収入の柱”を持つという考え方を、一度立ち止まって考えてみてください。
その一歩が、あなたの未来を大きく変えるかもしれません。
